「人混みが苦手」「大勢の人が集まる場所に行くと疲れる」という経験をしたことがある人は少なくないのではないでしょうか。
僕も人混みが苦手で、イベントや祭り、ショッピングモールなどに行くのが苦痛に感じることがあります。
そんな人たちにはどのような共通点があるのでしょうか?
この記事では、人混みが苦手な人の特徴6つをはじめ、原因や心理、そして対策をご紹介するので参考にしてみてくださいね。
人混みが苦手な人の特徴6選

はじめに、人混みが苦手な人の特徴と6つご紹介します。
- 障害がある
- HSP
- 一人でいることが好き
- 人が苦手
- ネガティブ思考
- 自信がない
障害がある
1つ目は、障害があることです。
なぜなら、特定の障害が人混みを苦手にさせる場合があるからです。
山形県の酒田駅前メンタルクリニックや大阪メンタルクリニックによると、境界性パーソナリティ障害(ボーダー)や広場恐怖症といった障害を抱える人は、人混みが恐怖やストレスを感じる原因になることがあるとされています。
たとえば、広場恐怖症の人は、広場や人混みなどの開放的な場所で突然の不安や恐怖に襲われる不安障害で、人混みで極度のストレスを感じてしまいます。
そのため、障害が原因で人混みが苦手になることがあります。
HSP
2つ目は、HSP(Highly Sensitive Person)です。
その理由は、HSPの人は他人の感情や環境に対して非常に敏感だからです。
HSPは傷つきやすく、周囲の感情を敏感に察知するため、特に人混みの中では過剰な刺激を受けやすくなります。
ちなみに、先ほどの大阪メンタルクリニックによるとHSP自体は障害ではありませんが、その繊細さが人混みを嫌う原因になりやすいようです。
またHSPの場合、誰かが不機嫌そうな顔をしていると、それだけで気を使いすぎて疲れてしまうことがあります。
このように、HSPの特性から人混みが苦手になることもあります。
一人でいることが好き
3つ目は、一人でいることが好きなことです。
というのも、普段から一人でいることに慣れている人は、たくさんの人がいる場所に慣れないからです。
一人でいることが好きな人は、静かで落ち着ける環境を好みます。
逆に人混みは騒がしく、他人の存在を感じるため、心地よくないのです。
例えば、僕もどちらかと言うと一人で過ごす時間を大切にしているので、慣れない人混みの中では居心地の悪さを感じることがあります。
だからこそ、一人が好きな人は人混みを避ける傾向があります。
人が苦手
4つ目は、人が苦手なことです。
理由は、人が苦手な人は、その存在自体を避けたいと感じるからです。
人混みというのは、多くの人との接触や他人の視線が集まる場所です。
人が嫌いな人にとって人混みは、嫌いなものの集まりだからこそ、自然と人混みを避けるようになります。
たとえば、犬が苦手な人が犬に近づかないように、人が苦手な人もわざわざ人が集まる場所に行こうとしません。
そのため、人が嫌いな人も人混みが苦手になります。
ネガティブ思考
5つ目は、ネガティブ思考です。
というのも、ネガティブ思考の人は悪いことに敏感で、疲れやすくなるからです。
人混みでは、不快な状況やトラブルを目にすることが多く、それに対して過剰に反応してしまうため、心が疲れてしまいます。
たとえば、ポジティブな人は同じ状況でも「楽しいイベントだ」と感じますが、ネガティブな人は「人が多すぎてイライラする」と感じやすいです。
だからこそ、ネガティブな考え方を持つ人は、人混みを苦手になりやすいです。
自信がない
6つ目は、自信がないことです。
なぜなら、自信がないと他人から攻撃されることを恐れてしまうからです。
自信がない人は、自分が他人にどう見られているかを過剰に気にし、他人の視線や評価が気になりすぎる傾向があります。
そのため、人混みの中にいると圧迫感を感じ、逃げたくなるのです。
たとえば、人は言葉だけでなく、視線や態度で他人を攻撃することがあります。
自信がないと、それに対して過剰に敏感になり、人が多い場所を避けるようになります。
だからこそ、自信がない人は人混みを苦手なことがあります。
人混みが苦手になった原因

続いては、人混みが苦手になった原因についてご紹介します。
もともと人混みが苦手じゃなかった人でも、突然苦手になることがあります。
それは、「人」に対してネガティブな認識を持つことが原因です。
なぜなら、人の感情は物事に対する認識に左右されるからです。
例えば、以前は人混みにも抵抗がなかった人が、ある日突然人混みを避けるようになったのは、人に対してネガティブなイメージが植え付けられたからです。
これは、人と接するときに危険を感じたり、気を遣い過ぎて疲れてしまったりすることで、心が防衛反応を起こすためです。
こういった経験を通じて、人に対してネガティブな印象を持つと、人混みに対する嫌悪感が強くなり、苦手意識が芽生えていまいます。
そのため、人混みが苦手になる原因は、人に対するネガティブな認識の形成が関係しています。
人混みが苦手になる心理

人混みが苦手になる心理には、防衛本能が大き影響しています。
人間は生きるために、危険やストレスを回避する性質を持っています。
だからこそ、人に対してネガティブな印象を持つと、無意識に人を避けようとします。
例えば、人間に対してネガティブな認識をしている人は、人を「危険」だと判断し、自然と人を避けるようになります。
また、人が多い場所にいると、他人から自分を守るために心理的なバリアを張ることが増えます。
このように、人に対してネガティブな認識をして危険だと感じると、防衛反応から人混みが苦手になってしまいます。
人混みが苦手になりやすい瞬間

人混みが苦手な人は、人間に対してネガティブな印象を持つことが原因だと解説しました。
そこで、人間に対してネガティブな認識を持ちやすい瞬間、言い換えれば人混みが苦手になりやすい瞬間を3つご紹介します。
- 劣等感ができたとき
- 人間の嫌な面ばかり見てしまうとき
- 自信をなくしたとき
劣等感ができたとき
1つ目は、劣等感ができたときです。
なぜなら、劣等感を感じると心が弱くなり、他人の目や言葉に敏感になってしまうからです。
例えば、学歴や収入の違いで劣等感を抱くと、それを他人に指摘されたり意識されたりすることで、深く傷ついてしまいます。
その結果、人そのものが恐怖の対象となり、人が多い場所を避けるようになることがあります。
このように、劣等感ができると、人混みが苦手になることが考えられます。
人間の嫌な面ばかり見てしまうとき
2つ目は、人間の嫌な面ばかり見てしまうときです。
その理由は、メディアやニュースなどで、他人の悪い行動やネガティブな情報に頻繁に触れることで、人間に対する嫌悪感が強くなってしまうからです。
例えば、犯罪やトラブルの報道を頻繁に見聞きすることで、無意識のうちに「人間は恐ろしい」という印象が刷り込まれます。
この結果、人が集まる場所を恐れ、避けるようになるのです。
このように、メディアなどを通じて人間の嫌な面にフォーカスし続けると、人混みが苦手になることがあります。
自信をなくしたとき
3つ目は、自信をなくしたときです。
なぜなら、自信がないときは精神的に不安定になり、他人からの評価や攻撃に対して敏感になってしまうからです。
例えば、職場やプライベートでの失敗が重なり、自信を喪失した場合、他人からの些細な指摘や態度が深刻なダメージとなることがあります。
その結果、他人との関わり自体がストレスとなり、人が多い場所を避けたくなります。
このように、自信をなくしたときも、人混みを避ける原因となることがあるのです。
人混みが苦手な人が人混みで疲れてしまう理由

人混みが苦手な人は、人混みで疲れてしまうことがあります。
その理由を、ここでは解説します。
人混みが苦手な人が人混みにいると疲れてしまうのは、常に警戒している状態だからです。
なぜなら、人混みが苦手な人にとって、他人は恐怖の対象であったり、過剰に気を遣う相手だったりすることが多いためです。
例えば、他人の存在が脅威と感じられる人にとって人混みは、気を抜くことができず、心も体も常に緊張した状態になります。
そのため、人混みの中ではリラックスできず、次第に疲れが溜まっていくのです。
また、周りの目や声に過敏に反応し、常に「見られている」「評価されている」と感じるため、心が休まることがありません。
このように、終始気を張っている状態が続くことで、必然的に心身ともに疲れてしまいます。
人混みが苦手な人がイライラするときの対処法

人混みが苦手な人は、人混みでは常に警戒する必要があるので、疲れてしまいます。
疲れると、感情をコントロールすることが難しくなるので、ついイライラしがちです。
そこで最後は、人混みが苦手でイライラするときの対処法を2つご紹介します。
- リフレーミングをする
- 人混みから離れる
リフレーミングをする
1つ目は、リフレーミングをすることです。
なぜなら、リフレーミングを行うことで感情をコントロールしやすくなるからです。
リフレーミングとは、物事に対する認識を変えることで、感情の捉え方を変える心理テクニックです。
たとえば、人間の嫌な面をテレビで見て「嫌だな」と感じる場合、そのままでは人に対して脅威を感じ続けてしまいます。
しかし、「ほとんどの人は親切だから大丈夫」と認識を変えることで、人に対する不安感が軽減されます。
このように、リフレーミングを使えば、同じ状況でもポジティブな面に焦点を当てられるようになり、ストレスを減らすことができます。
だからこそ、イライラを感じたときはリフレーミングを試してみるのがおすすめです。
人混みから離れる
2つ目は、人混みから離れることです。
その理由は、人混みから離れることで心を休めることができるからです。
たとえば、人混みにいると、常に神経がすり減り、感情のコントロールが難しくなります。
しかし、人混みから離れて心の休息を取ることで、再び冷静さを取り戻すことができます。
特に、脅威と感じる人混みの中で無理をしてしまうと、余計に感情が高ぶりやすくなります。
そのため、イライラが抑えられないと感じたときは、まず人混みから離れて一息つくことが効果的です。
人混みが苦手な人の特徴まとめ
人混みが苦手な人の特徴6つをはじめ、原因や心理、そして対策をご紹介しました。
人混みが苦手な理由には、「人」に対するネガティブな認識が影響しており、防衛本能が働いて人を避けようとする心理が関係しています。
また、劣等感や自信を失ったときなど、特定の状況で人混みが嫌いになることもあります。
人混みが苦手な人は、常に周囲に警戒心を抱いているため、人混みにいると心が休まらず、疲れてしまうことが多いです。
そのようなときには、リフレーミングを使って認識を変えたり、時には人混みから離れて休息を取ることが効果的です。
参考資料
- 境界性パーソナリティ障害-酒田駅前メンタルクリニック
- 閉所恐怖症-大阪メンタルクリニック
- HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)-大阪メンタルクリニック
- ジョセフ・オコナー、ジョン・セイモア、NLPの原理と道具「言葉と思考の心理学手法」応用マニュアル (フェニックスシリーズ) 、パンローリング株式会社、2019/7/17
- ロイ・バウマイスター (著)、ジョン・ティアニー (著)、渡会圭子 (翻訳)、WILLPOWER 意志力の科学、インターシフト、2013/4/22
- 下園壮太、自分のこころのトリセツ kindle版、日経BP、2013/9/30


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