- 自分の嫌な面ばかりが気になってしまう
- 周りを信じられず、大切な人にすら敵意を感じてしまう
- 誰も私を気にかけてくれる人なんていない
自分も嫌いでみんなも嫌い。
そう思いながら生きるのって、苦しいですよね。
僕は、10代~20代ではずっと人を信じられず、人間関係が嫌いになり、何も取り柄がない自分が嫌いでした。
でも、そんな僕も30代になり、心理学を勉強したことで自分と向き合ったら、自分や周りが嫌いな状態から抜け出すことができました。
そこでここでは、「みんなも自分も嫌い」という生きづらさを感じているあなたのために、僕が学んだことや、知って良かったことをご紹介します。
みんなも自分も嫌いなのは仕方がないこと

あなたは、自分も好きで周りも好きな人を見ると、複雑な気持ちになりませんか?
昔の僕は、そんな人を見ると、うらやましく思う一方で、ダメな自分を再認識しているようで、すごく辛かったです。
自分と正反対の性格で輝いている人がいるのに、どうして自分はこんなにダメダメなんだろうかと落ち込んでいました。
でも、心理学を学んでわかったのは、みんなも自分も嫌いなことは仕方がない、ということです。
というのも、性格には自分でコントロールできないことが強く影響するからです。
例えば、遺伝です。
人には、さまざまな性格がありますが、ほとんどの性格の遺伝率は50%以上と言われています。
他にも、性格には環境も影響すると言われており、特に、自分が育つ幼少期の環境は自分では選べませんよね。
だからこそ、両親が周りや自身を嫌いな性格だと、子どもも同じようになりやすかったり、養育者からの愛情を十分に受け取れなかった人は、周りも自分も嫌い、という性格になりやすかったりします。
あなたも、思い当たることがありませんか?
もちろん、遺伝と環境だけで性格が決まる訳ではありません。
それでも、自分ではコントロールできない遺伝と環境が性格に影響しやすいので、あなたがみんなも自分も嫌いなのは仕方がないことと言えるんです。
この事実を知ったとき、少なからず僕の心は軽くなりました。
なぜなら、今の性格は、自分だけに原因がある訳ではないことがわかったからです。
そして、自分ではコントロールできないことが影響しているからこそ、「この性格も仕方ないか~」と良い意味で開き直れた感じがしました。
あなたも、同じように思っていただけたら嬉しいです。
みんなも自分も嫌いだったときにもっと早く知りたかったこと

みんなも自分も嫌いなのは仕方がないこと、ということをご紹介しました。
それでも、心理学を勉強する中で、もっと早く知りたかったな~、ということがあるんです。
それは、信念を癒すことです。
というのも、「みんなも自分も嫌い」という認識は、信念から生じていると考えられているからです。
まず、そもそもの「信念」から解説しますね。
信念とは、心理学の専門用語ですが、価値観と考えていただければわかりやすいかと思います。
そして、人間は信念を通して物事を認識すると言われています。
例えば、「自分には価値がない」という信念を持っていると、何かに失敗したときに、「やっぱり自分はダメなんだ」と認識しやすくなります。
同じ状況でも、「自分は何でもできる」という信念を持っている人は、何かに失敗したときでも、「一歩前進した!」と認識することで、新たな挑戦に踏み出しやすくなります。
このように、認識の根底には「信念」があると考えられているからこそ、ネガティブな信念を変えることができれば、認識を変えることができる、という訳です。
そして、ネガティブな信念が変われば、みんなも自分も嫌い、という認識を変えることができ、生きづらさがやわらぎます。
実際、僕は自分が持っているネガティブな信念を見つけて、信念を癒したことで、みんなも自分も嫌い、という認識から抜け出すことができました。
そこで次に、僕が苦しい状況から抜け出した方法をご紹介しようと思います。
みんなも自分も嫌いなときの対処法

それでは、みんなも自分も嫌いだった僕が、実践して心が楽になった方法をご紹介します。
以下の順番で解説していきますね。
- ネガティブな信念を見つける
- ネガティブな信念を癒す
- 無意識でとってしまう防衛戦略に気づく
ネガティブな信念を見つける
まずは、ネガティブな信念を見つけることです。
周りのみんなも自分も嫌い、という認識を生じている信念を見つけます。
どんな信念なのかは人によって異なりますが、ヒントとしてネガティブな信念の例をご紹介します。
以下の例を参考にして、自分が持っている信念を見つけてみてください。
<よくある信念のリスト>
- 私は周りに合わせなくてはいけない
- 私は劣っている
- 私はいつもかわいらしく、お行儀良くしていなければいけない
- 私は逆らってはいけない
- 私には価値がない
- 私は愛されるために人を助けなくてはいけない
- 私はあなた次第
- 私はあなたの思うがままにさせられる
- 私は無力だ
- 私は誰のことも信頼してはいけない
- 私はすべてのことを牛耳っていないといけない
- 私は雑に扱われる
- この世界は悪に満ちている
- 私は重要ではない
- 私は弱い
- 私は小さい
- 私は人をがっかりさせてはいけない
- 私はそんなこと1人ではできない
- 私はあなたの元を離れてはいけない
この中に、しっくりくるものはありましたか?
僕の場合、「私には価値がない」という信念がすごく近かったです。
ネガティブな信念の見つけるときは、幼少期を振り返ることもポイントです。
僕は、自分の過去を振り返ったことで、「私には価値がない」よりも、「自分はダメだ」という信念がしっくりくることがわかりました。
自分の過去を振り返るときは、父親と母親との関係を振り返るとネガティブな信念が見つかりやすいです。
例えば、幼少期に父親(母親)とのかかわりで、どんなネガティブな記憶がありますか?
僕の場合は、怒られて家から閉め出された記憶があります。
こうしたネガティブな記憶がヒントになり、自分の中にある信念が見つかるはずです。
ちなみに、信念は何種類も持っていることが普通です。
そのため、ここでは「みんなも自分も嫌い」という認識に影響していそうな信念を見つけてくださいね。
ネガティブな信念を癒す
みんなも自分も嫌い、という認識に影響している信念を見つけたら、その信念を癒してあげます。
次の順番で行っていきます。
- ネガティブな自分を客観視する
- ネガティブな信念を受け入れてあげる
- ネガティブな信念がしてほしいことをしてあげる
まずは、ネガティブな信念を客観的に見ます。
この時、自分の中に2人の自分をイメージすると、やりやすいかもしれません。
例えば、1人は冷静な今現在のあなた、もう1人はネガティブな信念を持つ子ども時代のあなた、といった感じです。
そして、まずは今現在のあなたになり、目の前に子ども時代のあなたがいることをイメージします。
そして、子ども時代のあなたに、ネガティブな信念や両親との記憶を振り返ったときの内容について話してもらいます。
それを、現在のあなたが聞きます。
子ども時代のあなたから、日々や境遇への不満が聞こえてくるかもしれません。
それでも、客観的かつ冷静に聞きます。
子ども時代のあなたは話し終えたら、今現在のあなたが子どものあなたを受け入れてあげましょう。
受け入れる方法としては、今現在のあなたが小さい子どもに寄り添うように言葉をかけてあげてみてください。
余裕があれば、イメージの中で、子ども時代の自分をハグしてあげます。
それができたら、最後は子ども時代のあなたの望みを聞いてあげましょう。
子ども時代のあなたは、人間の根源的な欲求にかかわることを望むことが多いと思います。
承認欲求や自由、人とのつながりなどを求めてきますが、今現在のあなたができることをしてあげてくださいね。
例えば、僕の場合は、親から褒められた記憶がなく、ずっとダメだと思っていた自分を認めてほしいという声が聞こえてきました。
そこで、「これまでよく頑張ったね」など、想像の中で認める言葉を大人の自分から子どもの自分にかけ、ギュッとハグをしてあげました。
これだけで、これまで20年近く重かった心がふと軽くなった感じがしたんです。
このようにネガティブな信念を持つ子どもの自分を癒してあげることを繰り返すことで、自分を嫌いな状況から抜け出すことができ、さらに人間関係も以前ほど苦ではなくなりました。
僕が自分の信念を癒した事例については、こちらでも解説しているので、参考にしてみて下さいね。
無意識でとってしまう防衛戦略
最後は、対処法とは違うんですが、人がとりがちな防衛戦略というものをご紹介します。
あなたは、人間関係が嫌いで、できる限り人とのかかわりを避けようとしていませんか?
昔の僕は、人間関係が凄く嫌で、できる限り人と関わることを避けていました。
実は、こうした回避行動というのは、人間がしてしまう防衛戦略の1つなんです。
例えば、人がとる防衛戦略には、次のようなものがあります。
- 自分の気持ちや思考を抑圧(現実を意識しないようにする)
- 自分の価値観を周囲に投影(周りの出来事を自分に関係づける)
- 完璧主義
- 周囲への過剰な同調性
- 誰かの救世主になろうとする
- 権力を振るう
- 何でもコントロールしようとする
- 他者を攻撃・非難
- 子どものままでいようとする
- 物事や人からの逃避、退却、回避
- 自己の偉大さを正当化(ナルシシズム)
- 本来の自分を偽ろうとする
この中でも、1番目と2番目は、多くの人がする防衛戦略です。
ここでお伝えしたいのは、上記の防衛戦略をとっていることに気づければ、気持ちをコントロールしやすくなる、ということです。
このことを心理学では、「メタ認知」と言い、物事を客観視することができれば、自分をコントロールしやすくなることがわかっています。
そのため、ネガティブな感情になったら、上記の防衛戦略をとっていることに気づいてみてください。
そうすることで気持ちをコントロールできれば、先ほどご紹介した方法で信念を癒してあげることができます。
その結果、みんなや自分を嫌うことで苦しむ状況から抜け出しやすくなり、穏やかな心を取り戻せるはずです!
まとめ
みんなも自分も嫌いという、過去の僕と同じ悩みを抱えている方のため、僕が心理学を学んで知った知識や、試して良かった方法をご紹介しました。
僕は、自分が持っているネガティブな信念を知り、それを癒すことで心が凄く軽くなりました。
そのため、ここでご紹介したことをきっかけに、少しでもあなたの心が軽くなることを願っています。
また、もしここでご紹介したことが参考にならなくても、心理学では他の方法もあるので、ぜひ調べてみてくださいね。
きっと、あなたに合った方法が見つかると思います。
参考


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