「不倫は愛なの?」
不倫は、時に心が揺れ動く体験で、その相手に強い感情を抱くことがありますが、それが「愛」なのかどうか気になる方も多いかもしれません。
実は、不倫の感情は愛というよりも、脳内で分泌される神経伝達物質の影響を大きく受けています。
そこでこの記事では、不倫が愛ではなく神経伝達物質の働きによるものである理由と、不倫を愛と感じてしまう理由についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
不倫は愛ではなく神経伝達物質の働きと言える理由

はじめに、不倫は愛ではなく神経伝達物質の働きと言える理由を、3つの神経伝達物質をもとにご紹介します。
- 一目ぼれはフェニルエチルアミン
- 想像を膨らませるドーパミン
- 優しさに惹かれるオキシトシン
一目ぼれはフェニルエチルアミン
1つ目は、一目ぼれのフェニルエチルアミンです。
なぜなら、人は自分と似たような人に出会ったとき、フェニルエチルアミンという神経伝達物質が分泌され、ドキドキする感覚を引き起こすからです。
たとえば、一目ぼれのような感情はこのフェニルエチルアミンが原因で、脳が「この人だ!」と感じて興奮するのです。
しかし、この物質の分泌は長くても3年程度しか続かないと言われています。
つまり、最初に不倫相手に感じたドキドキは時間とともに薄れ、いずれはフェニルエチルアミンによる相手のドキドキは失われてしまいます。
だからこそ、一目ぼれの不倫の感情は愛ではなく、フェニルエチルアミンという神経伝達物質による一時的なものだと言えます。
想像を膨らませるドーパミン
2つ目は、想像を膨らませるドーパミンです。
理由は、ドーパミンという神経伝達物質が、人が期待感を持つと分泌され、幸福感を引き起こすからです。
たとえば、「この人と一緒にいれば幸せになれるかもしれない」といった期待感を抱くと、脳内でドーパミンが分泌され、相手への感情がさらに強まります。
しかも、このドーパミンは依存性が高いため、期待感が強くなるほど相手への執着も増してしまうことがあります。
だからこそ、不倫は愛ではなく、このドーパミンによって引き起こされる感情と言えます。
優しさに惹かれるオキシトシン
3つ目は、優しさに惹かれるオキシトシンです。
なぜなら、人は優しくされると、オキシトシンという愛情を感じさせる神経伝達物質が分泌されるからです。
たとえば、パートナーとの関係がうまくいかないときに、異性に優しくされると、その相手から愛情を感じられ、相手を愛しているかのように感じてしまうことがあります。
しかし、これはオキシトシンが分泌されている影響に過ぎません。
だからこそ、不倫で感じる感情は愛ではなく、オキシトシンによる効果である可能性があります。
不倫を愛と感じてしまう理由

続いては、不倫を愛と感じてしまう理由を2つご紹介します。
- 夫婦関係がマンネリ化している
- パートナーに不満が溜まっている
夫婦関係がマンネリ化している
1つ目は、夫婦関係がマンネリ化しているからです。
その理由は、マンネリ化した関係に新たな刺激が加わると、人はその刺激に敏感に反応しやすくなるからです。
たとえば、長い間同じパートナーと過ごすと、ドキドキや新鮮さを感じなくなります。
その状態で親しげな異性が現れると、期待感からドーパミンが分泌され、「この人となら」と思ってしまうのです。
そのため、マンネリ化した夫婦関係においては、不倫を愛と錯覚してしまうことがよくあります。
パートナーに不満が溜まっている
2つ目は、パートナーに不満が溜まっているからです。
理由は、不満が溜まっているときに誰かに優しくされると、心が満たされ、愛情と錯覚してしまうからです。
たとえば、パートナーが自分勝手だったり、冷たかったりすると、その不満を誰かに埋めてもらいたくなるものです。
そんな時に優しく寄り添ってくれる相手が現れると、オキシトシンが分泌され、相手の存在を愛情と感じてしまいます。
そのため、パートナーへの不満がある場合、不倫を愛だと感じやすいです。
まとめ
「不倫は愛ではなく神経伝達物質の働きである理由」と「不倫を愛と感じてしまう理由」について説明しました。
不倫の感情は、フェニルエチルアミン、ドーパミン、オキシトシンなどの神経伝達物質の影響によるものが大きく、そのため脳科学的には不倫は愛ではないと言えそうです。
また、夫婦関係のマンネリ化やパートナーへの不満が、不倫を愛と錯覚させる要因となります。
このような知識を持つことで、不倫を冷静に捉え、感情に振り回されないようにすることができるはずです。
参考資料


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