よく「ご苦労様」って使うけど、ムカつく人がいるの?
そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
ご苦労さは、自分のために何かをしてくれた相手を労う言葉ですが、使う状況によっては、相手をむかつかせてしまうことがあります。
そこでこの記事では、「ご苦労様」がむかつく理由をはじめ、使うときの注意点などをご紹介するので参考にしてみてくださいね。
ビジネスマナーとして使われる「ご苦労様」の意味

「ご苦労様」という言葉は、ビジネスマナーの中でしばしば耳にする言葉ですが、使用する場面には注意が必要です。
その理由は、「ご苦労様」は、「目上の者が目下の者に対して労いの意を表す表現」と言われたり、「目上の人に使うのは失礼な言葉」と言われたりするからです。
本来、「ご苦労様」は相手の努力や仕事への感謝を示すために使われる言葉ですが、上位のような意味があると説明されることもあるため、使う相手やシチュエーションによっては不快感を与えることがあります。
特にビジネスシーンでは、使い方を誤ると相手がむかつくと感じることがあるため、適切な言葉を選ぶことが大切です。
失礼!ご苦労様がむかつく3つの理由

続いては、「ご苦労様」と言われたときにむかつく理由を3つご紹介します。
- 後輩や部下に使われたから
- 同期や友達に使われたから
- 上から目線に感じるだから
後輩や部下に使われたから
1つ目は、後輩や部下に「ご苦労様」と言われた場合です。
なぜなら、この言葉は本来、上司や年上の人が目下の者に対して使う表現だとされているからです。
たとえば、自分より経験が浅い後輩や部下に「ご苦労様です」と言われると、言葉の使い方を知っている人名rあ、見下されているように感じることがあります。
そのため、後輩や部下から「ご苦労様」と言われると、違和感や不快感を覚えてムカつく人も多いです。
同期や友達に使われたから
2つ目は、同期や友達に「ご苦労様」と言われた場合です。
というのも、「ご苦労様」は、「目上の者が目下の者に対して労いの意を表す表現」とされることもあるため、同期や友達に対しても不適切と捉える人もいるからです。
たとえば、同じ役職の同僚や友達を対等な関係だと思っている人なら、相手に「ご苦労様」と言われることで、不快感を覚えることがあります。
そのため、同期や友達にこの表現を使うことで、相手がムカつくと思ってしまうこともあります。
上から目線に感じるだから
3つ目は、上から目線に感じるからです。
なぜなら、「ご苦労様」は目上の人が使う言葉であり、上下関係を強調するニュアンスが含まれているからです。
また人は、基本的に自分のことを大切にしてほしいという欲求や、自分のことは自分で決めたい欲求があるので、上から目線で対応されることを凄く嫌います。
そのため、「ご苦労様」に対して「上から目線の言葉」と認識してしまっている人は、たとえ相手が目上の相手でも「ご苦労様」と言われることで、むかつくと感じてしまう人もいます。
このように「ご苦労様」の意味に含まれる「上から目線」が嫌で、むかつくと受け取られることが多いです。
ご苦労様が上から目線に感じる理由

「ご苦労様」が上から目線と感じられる理由は、その言葉の背景にあります。
もともと、「ご苦労様」という言葉に自体には、上下関係を表す意味はありません。
例えば、広辞苑や国語辞典などを調べても、意味には上下関係を示す内容は含まれていません。
その証拠に、ダヴィンチwebで紹介されているこちらの記事『「お疲れ様」か「ご苦労様」か? いつも日本語に悩んでいる校閲者の格闘……』によると、江戸時代では上下に関係なく「ご苦労」という言葉を使っていたことが解説されています。
つまり、乱暴に言ってしまえば、ビジネスマナーの業界で勝手に「ご苦労様は目上の人が使う言葉」だと決めてしまっているにすぎません。
そして、メディアの発達とともに、「ご苦労様は目上の人が使う言葉」という認識が広がったことで、「ご苦労様」は上から目線と捉えられるようになってしまいました。
その結果、「ご苦労様=上から目線」という認識されるようになってしまいます。
このため、本来は上下関係が意味に含まれない「ご苦労様が」、上から目線だと言われるようになってしまいました。
ご苦労様を使うときの注意点

- 確実に目下のときだけにする
- 迷ったら「お疲れ様」か「ありがとう」に変える
確実に目下のときだけにする
1つ目は、確実に目下の相手にだけ使うことです。
なぜなら、「ご苦労様」は基本的に目下の人に対して使う言葉だからです。
たとえば、部下や後輩に対しては問題なく使えますが、上司や目上の人、そして同僚や友達には使わないことがベターです。
そのため、使う相手をしっかりと見極めることが重要です。
迷ったら「お疲れ様」か「ありがとう」に変える
2つ目は、迷ったら「お疲れ様」や「ありがとう」に言い換えることです。
というのも、「ご苦労様」よりも「お疲れ様」や「ありがとう」は、相手との関係性に左右されず、どんな相手にも使える表現だからです。
そして、自分を下に捉える意味合いもありません。
たとえば、上司や先輩だけでなく、部下や後輩にだって「お疲れ様」や「ありがとう」は使っても、それで自分が下になることは無いので、プライドが高い人でも安心して使える言葉です。
そのため、相手を労うときやお礼を伝えるときの言葉選びに迷った際には、「お疲れ様」や「ありがとう」とを使うことをお勧めします。
ご苦労様だけじゃない!むかつくと思われる似た言葉

「ご苦労様」以外にも、むかつくと思われる似た言葉があります。
それは「お世話様」です。
この「お世話様」も、広辞苑やネットの辞書weblioで「他人が自分のために力を尽くしてくれたことに対して、お礼の気持ちをこめていう語」と説明されているだけで、そこに上下関係を表す意味は含まれていません。
あくまでも、ビジネスマナー業界で、「目上の者が目下の者に使う言葉」や「目上の人に使うのは失礼な言葉」と決めているため、ビジネスの場で使うと失礼になることがあります。
そのため、「お世話様」を使いたい状況では、かわりに「お世話になっております」を使うことで、相手がむかつくことを避けられるはずです。
まとめ
「ご苦労様」がむかつく理由をはじめ、使うときの注意点などをご紹介しました。
「ご苦労様」はビジネスシーンで使われる敬語の一つですが、使う相手や状況によっては不快感を与えることがあります。
特に目上の人や同僚に対しては、「お疲れ様」や「ありがとう」といった表現を使う方が無難です。
また、似た表現の「お世話様」にも注意を払いながら、誰もが受け入れやすい適切な言葉を選ぶことがポイントです。
参考資料


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