彼女との約束を破ってしまった……。
大切な彼女との約束を破ってしまうと、どうすれば良いか悩みますよね。
もしかしたら、振られるかもしれない、と不安を感じるかもしれません。
そこでここでは、彼女との約束を破ってしまったときの対処法をはじめ、彼女の心理やNG行動などをご紹介します。
ご紹介した内容を参考にしていただければ、きっと彼女に許してもらえるはずです。
約束を破られた彼女の心理

約束を破ってしまったら、彼女の気持ちが気になるのではないでしょうか。
そこではじめに、約束を破られた彼女の心理について、予想されるものを3つご紹介します。
<約束を破られたときの彼女の心理>
- 思い通りにならないことに対するイライラ
- 悲しみや怒り
- ショックで信頼感の損失
思い通りにならないことに対するイライラ
1つ目の彼女の心理は、彼氏が思い通りにならないことに対するイライラした気持ちです。
女性の中には、恋愛に対して理想を持っている方が多くいます。
「お姫さまみたいなことを言ってるな~」と思うかもしれませんが、基本的に女性と言うのは何歳になってもずっとお姫さまなんです。
だからこそ僕の妻も、恋人時代に理想があるかを聞いたら、理想の恋愛があると言っていました。
恐らく、あなたの彼女にも恋愛に対する理想があるはずです。
そして、その理想では彼氏が自分との約束を破ることはありません。
だからこそ、彼氏が約束を破ってしまったら、彼女の理想の恋愛とは違ってしまいますよね。
そうなれば、自分の理想通りにいかない恋愛に対して、イライラしてしまうことがあります。
あなたもこれまでの人生で、恋愛に限らず、自分の思い通りにいかずにイライラしたことはありませんか?
彼女は、似たようなイライラを感じている可能性が考えられます。
悲しみや怒り
2つ目の彼女の心理は、悲しみや怒りです。
恋愛に限ったことではありませんが、約束を破られて悲しいと思わない人はいないですよね。
それに、約束を破られたら怒る人だっています。
あなたも彼女に大切な約束を破られたら、悲しいし怒りたくもなるのではないでしょうか。
そのため、彼女が悲しみや怒りを感じている可能性もあります。
ショックで信頼感の損失
3つ目の彼女の心理は、ショックで信頼感の損失です。
信じていた相手に裏切られれば、その相手を信じることって難しいですよね。
それに、強く信頼していた相手ほど、約束を破られたときはショックを受けるのではないでしょうか。
そのため彼女も、彼氏に約束を破られたことでショックを受けて信頼感を損失している可能性も考えられます。
以上の3つが、約束を破られた彼女の心理として考えられます。
彼女との約束を破ってしまったときの謝り方

続いては、彼女との約束を破ってしまったときの謝り方について解説します。
彼女に謝るときに1番重要なことは、「彼女の気持ちを理解すること」です。
むしろ、謝ることよりも重要です。
彼女の気持ちを理解することなしに謝っても、許してもらえないことすらあります。
具体的な彼女への謝り方は、以前にご紹介した「怒った彼女への謝り方と彼女が求める1つのこと」で解説しているので、これから彼女に謝る方は参考にしてみてくださいね。
もしかしたら、彼女に謝っても許してもらえないどころか、彼女が別れをほのめかすことがあるかもしれません。
もし彼女が別れを言ってきたときは、次にご紹介する内容を参考にしてみてくださいね。
約束を破られた彼女がすぐに別れをほのめかす心理

ここでご紹介する内容は、「2度と浮気をしない」と言った一生ものの約束を破ってしまったときは当てはまりません。
あくまでも家族や友達との都合で、どうしても彼女との約束を破らざるをえなかったのに、彼女に謝っても別れをほのめかされた時について、彼女の心理と対処法をご紹介します。
結論からお伝えすると、彼女が別れをほのめかすのは、自信のなさから彼氏をコントロールするためです。
自信がない人は、自分の思い通りに出来る人(恋人や家族など)を使って、自信のなさを埋めることがあります。
かく言う僕も、もともとは自信が持てなかったので、妻と恋人時代に上手くいかず苦しかったときは、別れをほのめかしてしまったことが1度だけありました。
当時を振り返ると、自信がなかった僕は、彼女と思い通りに付き合うことで心のすき間を埋めていたんです。
そのため、自分の思い通りにいかないとストレスを感じて、彼女をコントロールしようとして別れをほのめかせてしまいました。
妻と出会ってから別れをほのめかしたのは、その1回ですが、僕がその1回で済んだのは、彼女が僕に自信を与えてくれたからです。
具体的には、妻が些細なことでも何度も僕を肯定してくれたり、褒めてくれたりしました。
その結果、次第に自信が持てるようになったからこそ、別れをほのめかす必要はなくなりました。
これらをまとめると、彼女がすぐに別れをほのめかすときは、彼氏を自分の思い通りにコントロールして自信のなさを埋める心理が隠されていると考えられます。
そんな彼女と付き合っていくときは、彼女の自信につながる言葉をかけ続けて、長期的な目線で彼女に自信をつけてあげることが根本的な対処法としておすすめです。
もし、彼女は自信がないのかも、と思う方は、以前にご紹介した『「自信がない彼女」を変えるために彼氏ができる3つのこと』を参考にしてみてくださいね。
続いては、彼女に謝ったのに許してもらえなかったときのための対処法もご紹介します。
謝っても許してもらえないときの対処法

約束を破ってしまったことを謝っても許してもらえない場合、ご紹介する3つの方法を試してみて下さいね。
<謝っても許してもらえなかったときの対処法>
- 彼女の気持ちに共感を示す
- 時間をかけて信頼を回復する
- 彼女の気持ちが落ち着くまで待つ
彼女の気持ちに共感を示す
1つ目は、彼女の気持ちに共感を示すことです。
「謝り方」でもご紹介しましたが、多くの女性は自分の気持ちをわかってほしいという思いが強くあります。
すでに彼女に謝ったのに許してもらえなかった方の中には、彼女の気持ちに共感を示すことができていなかった方もいるのではないでしょうか。
その場合は、ご紹介した彼女の3つの心理を参考にして、彼女の気持ちに共感を示してみて下さい。
女性の場合、自分の気持ちをわかってもらえるだけで心が動くこともあるので、彼女への共感を占めすことで、きっと関係の修復が前進するはずです。
時間をかけて信頼を回復する
2つ目は、時間をかけて信頼を回復することです。
当然ですが、1度失った信頼を回復するのは簡単ではありません。
例えば、約束を破ったお詫びとして、ちょっとした物をプレゼントするのもありですが、お詫びに何かをもらったからと言って、あなたは相手をすぐに許すことができますか?
もちろん、お詫びに何かをすることは、誠意を示す方法の1つとしてはありです。
ただし、それだけで許してもらおうと思わず、長期的な視点で信頼の回復を目指すことが大切です。
そのためには、日頃から彼女を大切にすることもポイントになります。
ちなみに、彼女を大切にする方法については、「彼女を大事にしたいときにおすすめのマインドと行動」で解説しているので参考にしてみてくださいね。
彼女の気持ちが落ち着くまで待つ
3つ目の方法は、彼女の気持ちが落ち着くまで待つことです。
これまでに、男女の違いを説明する本をたくさん読んできましたが、女性には感情で行動する傾向があります。
例えば、こちらの本「察しない男、説明しない女」には、男女の違いについて次のように説明されています。
- 男は理屈で行動する
- 女は感情で行動する
もちろん全ての人に当てはまる訳ではありません。
ですが、感情で行動する傾向が強い彼女の場合、許せない気持ちが強いときは、感情的になっているので、冷静に考えることが難しいです。
そのため、彼女の気持ちが落ち着くまで時間を置くこともポイントです。
時間を置けば、お互いに冷静に話し合いができるので、彼女の許してもらえる確率が上がるはずです。
彼女との約束を破ってしまったときのNG行動

最後は、彼女との約束を破ってしまったときのNG行動についてご紹介します。
これから彼女に謝るときは、参考にしてみてくださいね。
<彼女に謝るときのNG行動>
- 謝らずに自己を正当化する
- 逆切れして彼女を責める
- うやむやにする
謝らずに自己を正当化する
1つ目は、謝らずに自己を正当化することです。
男性の中には、プライドが邪魔をして謝れない方もいます。
しかし、約束を破られたのに謝ってもらえなければ、誰だって相手への信頼は余計に失ってしまいますよね。
謝れないだけで彼女の信頼を更に失うことになれば、良いことは何もありません。
そのため、普段から謝れない場合でも、たった3文字「ごめん」だけで良いので、まずは謝ることが大切です。
間違っても、謝らないで自分を正当化するのだけは、NG行動です。
逆切れして彼女を責める
2つ目は、逆切れして彼女を責めることです。
謝っても許してもらえないときは、彼女に対してイライラすることがあるかもしれません。
もしそういう状況になってしまい彼女に逆切れしても、良いことは何もありません。
少なくとも僕と妻は、出会ってから10年になりますが、感情的な話し合いをして良い結果になったことは1度もありません。
そのため、彼女に許してもらえなくて感情的になりそうでも、逆切れして彼女を責めることはNGです。
感情的になったら、一旦話すことをやめて、時間を置くようにしてみてくださいね。
うやむやにする
3つ目は、うやむやにすることです。
あなたも約束を破られたのに、うやむやにされれば、ずっと心の中に残り続けますよね。
心の中に不満を溜めたまま良い関係を築くことは誰だってできます。
そのため、その場をうやむやにしてやり過ごすことができても、またすぐに彼女と衝突が起こります。
実は、僕の失敗談として、1度だけ小さなすれ違いをうやむやにしたことがありました。
うやむやにする方法としては、急に話題をまったく違うものに変えて、それについて相手に質問するテクニックがあります。
これをすれば、話題を変えられたことで、相手は元の話題に戻りにくくなります。
しかし、相手の心の中には不満がくすぶり続けます。
僕の場合も、その場のすれ違いについては、うやむやにできたものの、その後の妻はずっと不機嫌で、またすぐに衝突することになりました。
そのため、うやむやにすることは、問題を先延ばしにするだけで何もメリットがないのでNG行動です。
彼女との約束を破ってしまったときの対処法まとめ

彼女との約束を破ってしまった時、焦りや不安が湧いてくるかもしれません。
しかし、その時こそ冷静になり、彼女の気持ちに寄り添うことが大切です。
彼女は、信頼を裏切られたショックや、理想通りにいかないことへのイライラ、そして深い悲しみを抱えているかもしれません。
まずは心からの謝罪と共感を彼女に示すことがポイントです。
自己正当化や逆ギレは絶対にNGです。
それでも許してもらえないときは、時間をかけて信頼を回復することを試してみて下さいね。
参考資料
- 五百田達成、察しない男 説明しない女 男に通じる話し方 女に伝わる話し方、ディスカヴァー・トゥエンティワン、2014/7/30
- 黒川 伊保子、女と男はすれ違う!: 共感重視の「女性脳」×評価したがる「男性脳」、ポプラ社、2020/9/9
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