「なんで彼氏は飲み会のときに全然連絡してくれないの？」
と不満がある方は多いのではないでしょうか。
彼氏が飲み会に行って連絡してくれないと、どうしても不安や怒りが湧いてきますよね。
「飲み会に行っているから連絡がないのは仕方ない」と思いながらも、やっぱりモヤモヤしてしまうものです。
そこでこの記事では、そ彼氏が飲み会で連絡をしない理由をはじめ、そのときにどう対処すれば良いのかなどをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
彼氏から飲み会で連絡がない理由
はじめに、彼氏から飲み会で連絡がない理由を4つご紹介します。
- 命令されることが嫌いだから
- 飲み会中に彼女のことまで考慮できないから
- 彼女の気持ちがわからないから
- 酔いつぶれるまで飲んで連絡できないから
命令されることが嫌いだから
1つ目は、命令されることが嫌いだからです。
なぜなら、男性には自分で物事を決めたいという本能があるからです。
彼女から「飲み会中でも連絡してね」と言われると、それが命令のように感じ、逆に連絡したくなくなることがあります。
例えば、あなたも「なんで私がやらないといけないの？」と命令されると不満に感じたことがあるはず。
このように、人は命令されることを嫌うので、彼氏も彼女に命令されると連絡を避けてしまうことがあります。
飲み会中に彼女のことまで考慮できないから
2つ目は、飲み会中に彼女のことまで考慮できないからです。
というのも、男性はモノタスクの傾向があり、同時にいろいろなことをこなすのが苦手な人が多いからです。
たとえば、飲み会が盛り上がっている最中だと、彼女への連絡を忘れてしまうことがよくあります。
飲み会に集中してしまい、彼女への気遣いが後回しになることがあるからです。
そのため、彼氏が飲み会中に連絡をしないのは、彼女のことを軽視しているわけではなく、単に彼の性質が影響していることもあります。
彼女の気持ちがわからないから
3つ目は、彼女の気持ちがわからないからです。
理由は、人は自分の経験や価値観で物事を判断してしまうことが多いからです。
たとえば、彼氏が「飲み会で待つことが寂しい」という感情を経験していない場合、彼女が待っているときの気持ちが理解できません。
そして、理解できないからこそ、自分の価値感で判断してしまい、連絡を怠ってしまうこともあります。
だからこそ、彼氏が連絡しないのは、あなたを無視しているわけではなく、ただ理解が足りないことが原因の場合もあります。
酔いつぶれるまで飲んで連絡できないから
4つ目は、酔いつぶれて連絡できないからです。
なぜなら、酔ってしまうと冷静な判断ができなくなるからです。
たとえば、飲み過ぎてしまった彼氏は、理性が払書ないので、連絡をしようと思っていても実際にはできなくなります。
そのため、彼氏が酔いつぶれるまで飲む場合は、連絡がないのも無理はないと受け止めるのが良いかもしれません。
彼氏から飲み会で連絡がないときに怒りたくなる理由
彼氏から飲み会で連絡がないと、つい怒りたくなってしまうことがあるはずです。
でも、なぜ自分が怒りたいのか、わからない方も多いのではないでしょうか。
実は、以前にこちらの記事「彼女の飲み会が遅いと怒る男性心理と付き合い方」で解説したように、怒りとは二次的な感情なので、その前に他のネガティブな感情が隠れています。
具体的には、彼氏が連絡をするといった約束を破ったことが悲しかったり、彼氏が浮気をするのではないかという不安だったり、何かしらのネガティブな感情があります。
これらの感情が強くなることで彼氏に怒りを感じてしまいます。
このことがわかれば、彼氏に怒りたくなったときも冷静になれるので、参考にしてみてくださいね。
飲み会で連絡がない彼氏への怒りを鎮める方法
続いては、飲み会で連絡がない彼氏への怒りを鎮める方法も3つご紹介します。
- リフレーミングをする
- 人をコントロールできないことを知る
- 行動だけで彼氏の気持ちを判断しない
リフレーミングをする
1つ目は、リフレーミングをすることです。
なぜなら、リフレーミングは感情をコントロールしやすくする心理的なテクニックだからです。
リフレーミングとは、事実に対する見方や捉え方を変えることで、ネガティブな感情を軽減する方法です。
たとえば、彼氏が飲み会で連絡をくれないと、「自分がないがしろにされている」と考えがちですが、この状況を「男なんてそんなもの」と捉えることで、気持ちが楽になります。
このように、視点を変えることで感情に流されにくくなり、怒りを抑えることができるはずです。
人をコントロールできないことを知る
2つ目は、人をコントロールできないことを知ることです。
理由は、自分がコントロールできることに集中することで、心が楽になるからです。
たとえば、彼氏が飲み会中に連絡をするかどうかは、彼氏自身が決めることです。
いくらあなたが「連絡して」とお願いしても、彼氏がその通りにするかは彼の判断です。
もし、彼氏に期待して連絡を待っていても、連絡が来なければそのたびに自分が苦しくなるだけです。
だからこそ、人はコントロールできないことを理解し、自分ができることだけに目を向けることが、感情をコントロールする上で非常に大切です。
行動だけで彼氏の気持ちを判断しない
3つ目は、行動だけで彼氏の気持ちを判断しないことです。
というのも、その人の行動だけでは本当の気持ちを読み取れないことがあるからです。
たとえば、彼氏が飲み会で連絡をしないことを「自分が大切にされていない」と感じる女性は多いですが、実際には、彼女を大切に思っていないわけではありません。
単に、彼氏の価値観や考え方があなたと異なるだけです。
特に、「大切に思っているなら連絡してくれるはず」という思い込みは、自分の価値観に過ぎず、彼氏の行動全てがその価値観に基づいているわけではありません。
そのため、行動だけで彼氏の気持ちを判断しないことでも、気持ちが楽になることがあります。
飲み会で連絡がない彼氏に連絡してもらう方法
最後は、飲み会で連絡がない彼氏に連絡してもらう方法を5つご紹介します。
- 彼氏に日頃の感謝を伝える
- 彼氏の気持ちを理解しようとする
- 命令ではなく選択肢を用意する
- 自分のためでなく彼氏のために連絡してもらう
- 彼氏に連絡するメリットを作る
彼氏に日頃の感謝を伝える
1つ目は、彼氏に日頃の感謝を伝えることです。
なぜなら男性は、自分を認められることが好きだからです。
例えば、仕事の頑張りや、一緒の時間を過ごせることなど、些細なことでも、まず彼氏を認める言葉をかけると、それだけで彼氏は自尊心が満たされます。
彼氏は自尊心が満たされれば、満たしてくれた相手にも大きな心で接することができるようになるので、自分から連絡するようになりやすいです。
このように、自分がして欲しいことがあれば、まずは自分が相手のして欲しいことを満たすことで、互いに歩み寄って関係を続けられるようになります。
そのためにも、まずは認められることが好きな彼氏の自尊心を感謝で満たしてあげ、その後は後程ご紹介する他のテクニックを組み合わせることで彼氏も連絡してくれるようになりやすいです。
だからこそ、まずは彼氏に日頃の感謝を伝えることがおすすめです。
彼氏の気持ちを理解しようとする
2つ目は、彼氏の気持ちを理解しようとすることです。
なぜなら、人はされたことを相手にもする傾向があるからです。
例えば、あなたも親切にされた相手には親切にしようと思いますよね。
反対に、文句を言われた相手には文句を言いたくなるはずです。
そして彼氏が飲み会で連絡をしないのには、彼氏なりの理由があります。
その理由に納得できないことがあるかもしれませんが、それでも彼氏の気持ちを大きな心で受け入れてあげます。
そうすれば、彼氏は自分をわかってもらえたことで安心できるので、彼女の気持ちにも寄り添う心の余裕が生まれ、歩み寄ってくれやすくなります。
だからこそ、自分から彼氏の気持ちを理解することもポイントです。
命令ではなく選択肢を用意する
3つ目は、命令ではなく選択肢を用意することです。
なぜなら、人は命令さると抵抗したくなるからです。
例えば、そもそも彼氏が連絡をしないのは、彼女に命令されたように感じていることが理由の1つです。
だからこそ命令ではなく彼氏が選べるようにすることで、彼氏も嫌な思いをしにくくなります。
具体的には、「飲み会が終わったときに連絡してくれたら嬉しいよ」や「飲み会で余裕があったら連絡してね」など、彼氏が自分で判断できるようにすると、彼氏も連絡したくないとは思いにくくなり、結果的に連絡してくれる可能性が高まります。
自分のためでなく彼氏のために連絡してもらう
4つ目は、自分のためでなく彼氏のために連絡してもらうことです。
というの、人は基本的に自分にしか関心がないからです。
例えば、多くの女性は自分のために連絡してほしいと言っているはずです。
しかし、彼女には彼女の都合があるように、彼氏にだって彼氏の都合があるので、連絡しろと言われても嫌な思いをしたら連絡しません。
けど、彼氏のことを思って連絡してほしいことを伝えれば、彼氏も自分が心配されていることがわかり連絡したくなるものです。
具体的には「あなたが無事に帰ってこれるか心配になるから連絡してほしい」と彼氏のためを思っていると、彼氏も連絡する気持ちになりやすいです。
だからこそ、自分のためでなく、彼氏のために連絡してほしい理由を伝えることも効果的です。
彼氏に連絡するメリットを作る
5つ目は、彼氏に連絡するメリットを作ることです。
なぜなら、人は自分にメリットがあると行動しやすくなるからです。
例えば、先ほどの選択肢を彼氏に与える方法と組み合わせて、
『あなたが飲み会で連絡したら、私は快くあなたを「お帰り」と迎え入れることができるけど、連絡しなかった怒り心頭であなたを待ち構えることになるけど、どっちがいい？好きな方を選んでね』
とメリットを伝えながら選択肢を用意することもおすすです。
このようにメリットを伝えることでも、彼氏は連絡しやすくなることがあります。
まとめ
「彼氏から飲み会で連絡がない理由」と「対処法」について詳しく解説しました。
彼氏が連絡しない理由としては、命令されるのが嫌だったり、飲み会中に彼女のことまで考えられないことなどがありまし。
また、彼氏へ起こりそうなときは、怒りを鎮めるためのリフレーミングなどがおすすめです。
そして、彼氏が連絡してくれるようになるためには、彼氏に対して日頃の感謝を伝えて歩み寄ることや、選択肢を作ること、彼氏のために連絡してもらうこと、そしてメリットを作ることがおすすめなので試してみて下さいね。
参考資料
- 五百田達成、察しない男 説明しない女 男に通じる話し方 女に伝わる話し方、ディスカヴァー・トゥエンティワン、2014/7/30
- ジョン・グレイ、一人になりたい男、話を聞いてほしい女、ダイヤモンド社、2018/8/30
- 鈴木 祐、ヒトが持つ8つの本能に刺さる 進化論マーケティング、すばる舎、2022/8/4
- アラン・ピーズ、バーバラ・ピーズ、話を聞かない男、地図が読めない女、主婦の友社、2002/9/1
- ロバート・B・チャルディーニ (著)、社会行動研究会 (翻訳)、影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか、誠信書房、2014/7/10
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